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ウコッケイのたまご(烏骨鶏卵)

tamago.jpg

昨日手元にとびこんできたのが、この烏骨鶏の卵です。薬膳素材で珍重されているこの卵、
なかなかお目にかかることもないのですが、なんと鳥小屋からほかほかのものをいただきました。

薬膳では、滋陰効果が高いとされています。
陰は、血液やリンパ液やそのほかすべての身体の水分をさすのですが、とくに血が不足している
のを補ってくれます。頭の使いすぎによる疲れや、寝不足、季節による乾燥でも陰液が損なわれます。
成分的にも、鉄分やビタミンA、Eも普通の鶏卵よりずいぶん多く含まれています。
ぎゅっとつまった栄養が応援してくれるので、まさに食薬なのでしょう。

ウコッケイの卵をプレゼントしてくださったのは、EPOファームさん。
ポニーの乗馬、羊たち、オーガニックガーデン、そしてそこに集う様々な人たち。このあたたかな卵のような、たいせつなものを受け取った気持ちで、その場を後にしました。めぐりあわせに感謝です。

さっそくつくったのがシンプルにたまごかけごはん。一番たまごそのものを味わうにはきっと生!と
アドバイスをもらって、朝一番にご飯をたきました。
tamagokake.jpg ごはんも特別に、こつぶ農園さんの赤米をブレンドした白いご飯です。
トッピングに薬膳で上薬のクコの実、そして陳皮、アーモンド、水菜、青紫蘇、ミント、粗塩。
見た目や食感、味の変化も楽しめる、ウコッケイの卵にふさわしいたまごかけご飯になりました(笑)

ukokkei.jpg たまごってこんなに美しいんだ、と思うマットなつやのあるフォルムです。


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橘皮 きっぴ

IMG_2361.jpg

ミカンの皮です。

先日書いた、蜜柑の皮の干したものは陳皮とよばれますが、
家だとなかなか完全には干しきれなく半乾きに。それでも、
”理気”という気をめぐらす作用があるとして、橘皮と別の名前で
よばれます。

理気というと難しく聞こえますが、要は身体の巡りをよくしてスッキリすること。
なんとなく胸がつかえる、お腹がふくらんでいる、食欲がでない、気分がふさぐ・・・
そんなときは漢方では、気が滞っているとされます。

オレンジ類の力をかりるとすっきりです。皮は天日でほして、保存袋にいれておくだけ。
つかうたびに切っていますが、ほんとうにいい香りで、それだけでアロマセラピー効果
があります。

捨てずに有効活用できるのもうれしいです。
完全に乾かせば日持ちし、古ければ古いほど良いとされています。

写真は、カモミールティーをいれるときに小さじ2ほど加えたもの。
紅茶や料理のときにスパイス感覚でいれてもいいです。

林檎 りんご ~りんごとさつまいものスープ

yakuzen soup

スープ続きです。りんご、さつまいもを主に使った、これもあたたかく甘いスープです。

林檎は言わずと知れた、消化不良に効きます。また、身体の水分を整える役割をもっているので、
空咳や喉の乾き、二日酔いのときにも助けになってくれます。
さつまいもとの相性はばっちり。

陳皮といってみかんの皮を乾燥したものをつかっています。
皮は古ければ古いほどよいとされていますが、家でみかんを食べた後に乾燥しておいたものでまずは
つくってみては。とてもさわやかな香りとぴりっとした苦みで、気分がスッキリするのを
感じるかもしれません。それが、漢方では気の流れをよくするということの効果があるので、その実感
だと思っています。

材料はりんご半分、さつまいも中1/6本。これを陳皮大さじ3と水カップ半分と一緒に
鍋にいれて蒸し煮にして、ペースト状にし、豆乳か牛乳を加えてのばしてできあがりです。
身体にたしかな栄養をあたえてくれる食べるスープです。

黒胡麻 くろごま

kurogoma.jpg

黒ごまのデザートスープをつくりました。
クリーミーで、コクのある味わい、ひとさじでリッチなきぶんが味わえます。
すこし和の雰囲気もあるこのデザートは、身体を冷やさず力を補ってくれます。
つくりかたも簡単です。

黒ごまのデザートスープ(2杯分)
黒ねりごま 40g
水 200cc
黒砂糖 大さじ2程度 お好みで
米粉 小さじ1 片栗粉等でもOK

1. 小鍋にすべての材料をいれて中火にかける。とろみがついたら、
2. 最後に塩ひとつまみをいれて、できあがり。
3. 温かくして召し上がれ。

黒胡麻は、漢方では、心身の若さを保つのに有効といわれています。
いわゆるアンチエイジング効果の抜群に高い、食薬です。
乾燥気味の肌にうるおいをあたえてくれたり、髪の健康を補ってくれます。
錆びついたり乾燥した身体に潤いをあたえ、うごきをよくしてくれる、身体の潤滑油のようなもの。
腸も潤してくれます。

写真は、スープをつくるときの水を、ナツメの実を煮出したものにして、
仕上げに松の実(ついに中華街で手に入れました)とクコの実をちらして、
さらに効果アップさせました。右下にあるのは素材の黒ごまです・・・

自分の状態にあわせてとっていくと、まさに食=薬という感じになります。
おやつがヘルシーなだけではなく、薬にもなるというのはいいですね♪
状態をきいて適切なアドバイスができるよう、薬膳アドバイザーをめざします。

松の実(松海子)まつのみ

松の実

松の実は、漢方でよく出てくる生薬にもかかわらず、一度も購入したことのない素材です。
とても高価なので、つい隣にあるくるみやかぼちゃの種に落ち着いてしまいます。 
それがたっぷりはいった天然酵母のパンをある日発見してしまいました!
西早稲田駅から徒歩3分ほどのビストロFARCEさん、機会があったら立ち寄ってみてください。

松の実は、効用をみると、潤して乾燥を改善するということが第一にあげられます。
美肌づくり、老化防止、髪にうるおいとツヤを与える・・・など乾燥する今の季節に嬉しいことが
たくさんあります。喉の乾きや空咳にもよいとされています。

くるみなどのナッツ類はどれも潤いを与えたり、穏やかに温めることや、
血流をよくしてくれるなどの効果があるのですが、松の実は昔から中国で、
不老長寿と滋養強壮の妙薬として大切にされてきた一面があるようです。
1日3回食べれば仙人になれる!と言われてきた程です。タイ国の寺院では、
松かさごと屋台で売られていて、気軽にぽりぽりと食べられているのを目撃しました。
ああやってワイルドに食べられたら・・・。

手に入りやすい、地元の素材で食養生できればそれがいちばん。
でも外食をしたり、そとで何かを買うときには、薬膳の視点で見て新たなものを取入れると、
味覚が広がり、身体にもプラスになる選択ができておもしろいと思います。
様々な種類の効果の違う、食べることのできるものを自然界は用意してくれていて、
本当にふしぎだなと思います。薬膳を勉強することで自然界のふしぎにより魅了されています。

基本的にはその土地でとれる新鮮なものをまるごと食べれば健康は維持される、それは確かだと思います。
食の旅をいろいろしても、生まれ育った地域のもので身体もおちつくように・・。
自然界の素材の力をうまく使いこなして助けてもらい、健康を維持していくと、
自分を支えてくれる自然界の大きさに感謝と驚きの気持ちがわいて平和な気持ちになってくるので、
これまた嬉しいことです。
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プロフィール

misomiso*

Author:misomiso*
大学卒業後、持続可能な暮らしを探しにオーストラリアへ。ジルジョーダン女史、パーマカルチャーとの出会いを経て帰国後、自然学校職員となる。4年間をへて一番大切だと思った「いのちの循環・食」。地球も身体も健康になるおいしいものの作り手を目指しています。
漢方養生指導士。

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